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GALAXYの過去とこれからのお話


アジャイルメディア・ネットワークが運営しているGALAXYアンバサダープログラムに当選、今後GALAXY S5のレビューを行っていきます。
GALAXYアンバサダーに当選したので今後GALAXY S5のレビューをします DSC00568

端末のレビューをするまえがきとして「GALAXYの現在の立ち位置」を書いていたら熱くなりすぎて長くなりましたので、独立したエントリとしてまとめたいと思います。

最近のサムスンの状況

GALAXY S5は韓国・サムスン電子が手がけるAndroid OSを搭載したスマートフォン。2014年の夏モデルとしてdocomoとauから発売されております(基本スペックは一緒で通信周りが少し違う)

サムスン電子のスマートフォンの中でも「GALAXY S」シリーズは最高ランクのフラッグシップモデルに名付けられ、数字から分かる様に今回は5世代目です。

GALAXY Sからの派生モデルがauから発売される事は過去に何度かありましたが、純粋なSシリーズがauから発売されるのは今回が始めて。

2年前の「GALAXY SⅢ」辺りまでは絶好調だったGALAXYシリーズですが、昨年辺りから「SONYのXperiaの躍進」「国産スマホの地雷率の低下」などの要因に加え「docomoからiPhoneが発売」と言う材料が揃い、この1年は国内ではかなり苦戦している様子(また悲しいかな、嫌韓感情で避ける人も事実…)

GALAXY Sシリーズの良さってなんだったんだろう?

最近は苦戦しているGALAXYですが、2012年頃までは間違いなく輝いていました。私も大好きで国内・国外版問わず購入していました。

好きだった理由は2つ。

1つ目は他を圧倒するハイスペック。またそこから来る快適な操作性。

特に2011年にdocomo夏モデルとして発売されたGALAXY SⅡは国内のスマホでは初のデュアルコアCPUを搭載。他メーカーの機種が「不具合連発」「カクカク動作」「バッテリーが持たない」という三重苦でユーザーの阿鼻叫喚地獄を横目に超快適にサクサク動く名機として今でも個人的に殿堂入りしています。

また、翌年2012年に発売されたGALAXY SⅢのグローバルモデル(型番:GT-i9300)は初のクアッドコアCPUを搭載し、滅茶苦茶サクサク動作をし「これは…AndroidがiPhoneを超えた…」と涙を流しながら操作をした事を昨日の様に覚えています。

もう1つの好きな理由。それはユーザビリティー溢れる、適度に作りこまれたUI。

例えば電源ボタンを長押しした時の挙動。

これはXperia。

Screenshot 2014 08 11 14 31 06

これはGALAXY S5。

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Xperiaにはないのですが、GALAXYには「再起動」の項目があります。
スマホは不安定になると再起動をかけると良くなる事が多いのですが、Xperiaの場合は「電源を切る→切れるのを待つ→電源を投入」と3ステップが必要、GALAXYの場合は1ステップでOKです。

一事が万事、この様に「かゆいところに手が届く機能」がGALAXYには適度に散りばめられており「ハイスペックかつ使いやすい」という効果を生み出しています。

補足:この再起動問題に関しては、他のメーカーも実装している所が多く「GALAXYが優れている」と同時に「Xpeiraの弱点」とも言えます。

スペック競争は終結で1つの役目を終えた感

こうした良さを持ったGALAXYですが、この1年でAndroidスマートフォンのスペック競争は完全に終わっています。
モデルが出るごとに「シングル→デュアル→クアッド」とCPUのコア数が上がり、「512MB→1GB→2GB」とRAM容量も上がり、「FWVGA→qHD→HD→FHD」と画面解像度も向上し、私達はワクワクしましたが、この1年で「クアッドコア・RAM2GB・FHD」で すっかり落ち着いた感があります(CPUはクアッドコアでどんどん改良はされていますが)

またメーカーがスマートフォン開発・製造のノウハウ・経験が上がったお陰で「ハイスペックだけど地雷機」という弓矢の様にユーザーを撃ちぬく機種も殆ど無くなり、競争は違うフェーズに向かっています。

つまりGALAXYは強い武器だった「抜きん出たスペック」を失った事になります。これからは残った武器と新しい武器を見つけ、厳しいスマートフォン市場で生き残らないといけません。

これからのスマホはブランド力勝負

GALAXYに限らず、これからスマホはブランド力勝負になると思います(一部機種は廉価でMVNOに切り込むと思いますが)

スペックで差をつけにくくなった以上、これからは「独自性」「ファンの数・熱量」「知名度」などをトータルで育て「スペック以外の価値」をユーザーに提供する時代。

そうなると滅茶苦茶強いのがApple。俗にいう「信者」(※この場合はポジティブな意味)の数・熱量は他メーカーの追従を許さないですし、新商品が出たら行列が出来ます。Appleとこの土俵で戦うのはサムスンだけでなく他メーカーも相当厳しい戦いになります。

遅まきながらサムスン電子ジャパンも国内の家電量販店にスペースを設け「GALAXY SHOP」をオープンさせ、専任のスタッフを通じて、商品価値をエンドユーザーに伝えようとしています。

今回のGALAXYアンバサダープログラムもそうですが、様々な仕掛けを打ってブランド価値を高めようとしているサムスン電子ジャパンの取り組みには非常に好感が持てますし、凄く応援したい気持ちでいっぱい。

次回以降の端末のレビューはこうしたバックボーンとは切り分け、単純に機種として色々と判断していきたいと思います。

【補足】
GALAXYは現在電波を測定する一部のコアユーザーから根強い人気ですが、特殊な用途ですので考察からは除外させて頂きました(笑)


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モバイルプリンス
沖縄出身・在住の"自称"王子。スマートフォンやデジタル製品に目がない。ラジオ、テレビに出演する他、商用メディアにて記事を寄稿したりして生活をしております。(アバターにマウスオーバーすると…)

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