八王子変態端末オフ2に参加して感じたリアルなコミュニティの素晴らしさ

11月22日(土)に八王子エイビットスクエアにて開催された八王子変態端末オフ2に参加してきました。
※イベントの詳細は長いのですが、Twitterのまとめを見て頂くのがいいかと思います
八王子変態端末オフ2 ツイートまとめ #八王子変態端末オフ2 – Togetterまとめ
私は初参加でしたが、「変態端末が集まるオフ会なのか、変態が端末を持ち込むオフ会なのか。主語はどっちだ」と悩んでおりましたが、会場入って2秒で100%後者なイベントと言うことに気が付きました。
まぁ今の時代、男性がメイド服を着用しただけで「変態」とレッテル張りされることはないのですが、イベントと服装が全くマッチしておりませんので、この場合はやはり変態と言って差支えはないのではないでしょうか。
私も一応、登壇させていただきました。 八王子に向かう電車内で資料を作っておりましたが、色んな意味でヤバかったです。
今回の一番の目玉は電波暗室ツアー。
普段だと絶対に入れない、電波暗室に入りました。
勿論電波は遮断されていますので、技適マークのない端末でも合法的に使うことができます。
この電波暗室内のトゲトゲの解説をメイド服のお兄さんがしてくれました。
電波暗室内のトゲトゲした電波吸収体は何でできているの? という質問について。暗室によりますが、うちのは軟質ウレタンフォームが基材です。スポンジみたいなものなので、人に刺さることはありません。この基材に、導電性の炭素粉や金属粉が練り込まれており、さらに表面が青く塗装されています。
— 椚座 くにゅくにゅ/// 淳介 (@kunukunu) 2014, 11月 22
リアルなコミュニティで感じた愛と熱
今回のこの八王子変態端末オフ2は、有志による運営。そして会場や電波暗室などは端末メーカーエイビットさんのご好意でした。
この八王子変態端末オフ2はだれかが「儲けるために」「ビジネス戦略的に」開催された場ではなく、単純に熱意で開催された、まさにオフ会でした。
隠居系男子で昨年、私のラジオ番組についてこの様なエントリが書かれました。
ラジオ番組『スマートフォン王国!!』が創り出す”コミュニティの場”、そして“にぎわい”。 | 隠居系男子
実は書かれた当時は当時者でありながらなんとなくでしかその意味を分かっていなくて、「何かでも褒めてもらっているから嬉しいー」と言う感じでしたが、今回の八王子変態端末オフ2ではこの隠居系男子で書かれていた内容がスーッと入ってきました。
こういった場の形成に関しては、ノウハウに従えば誰もが必ず作れてしまうというようなことではありません。
この番組がこれだけの支持を集める番組に発展していった一番大きな理由は、やはり本当に夢を持って好きなモノを伝えたい!というアツい想いがあったからこそ。
実際、僕はあの場に集まったみんなを「仲間」だと感じましたし、初めて会う人でも「あの端末ヤバイっすね」とどんどん会話が生まれる一体感がありました。
私も八王子経済新聞でのインタビューでこう語りました。
「住んでいる街では一人ぼっちかもしれないけれど、そういう人が八王子という場所に集まった。変態端末というニッチすぎるものだが、どんどん好きな人たちで集まっていければ、元気も出るし盛り上がるはず」と期待を込める。
八王子で「変態端末オフ」-愛好者集い、メードが電波暗室の紹介も – 八王子経済新聞
仕事だと情熱や気持ちだけでどうにもならない所もあります。それは分かる…分かりますが…フリーランスで活動している以上、自分で仕事を選べるというメリットを活かし、なるべくこうしたものを多くやりたい…です。
関係者の皆様、お疲れ様でした。