元旦MVNOデビューに失敗した理由:MNPの場合「空白の期間」が生まれるから【追記あり】

昨年末、恐縮ながらSIM通にて私のインタビューが掲載されました。
SIM通 元旦にMVNOデビュー!?モバイルプリンスがMVNOを語る – 教えて!goo
このインタビューの中で「元旦にMVNOデビューします!!」と高らかに宣言しましたが、結果からいうと失敗しました。今回はその失敗の理由と今後のプランを書き残したいと思います。
メイン番号のMNPはリスクが発生する
今回の私のMVNOデビュー計画は、「メインの音声回線をOCNモバイルONEにMNPする」と言うものでした。
12月1日からOCNモバイルONEは待望の音声契約・MNPが可能になり、せっかくデビューするなら1台目の回線をガッツリ使って見ようというものでした。
※OCNモバイルONEの音声プランは月額1,728円で高速通信1日70MB&通話料30秒22円
まずは店頭でOCNモバイルONEのSIMのパッケージを購入。私は家電量販店のエディオンで購入。その他にはゲオなどでも販売中です。金額は税込3,240円。
パッケージにSIMは入っていなくて、アクティベーションコードが同封されていました。
ここからの流れは
1.専用サイトにてアクティベーションコードを入力し、MNPの申込み(ここで本人確認書類などをアップする)
2.開通後、OCNがSIMを送付
3.SIM到着後、端末に指して使う
と言う流れになるのですが、この「2.開通後、OCNがSIMを送付」が曲者で、一時的にとはいえ「電話番号が自分の手元にないので発着信が出来ない」という期間が発生する(ましてや私の場合、沖縄在住なので首都圏の方よりも時間がかかりそう)
私の場合はメイン番号は名刺に載せて仕事でも使っており、年末年始といえども電話でラジオ出演なども行っているため泣く泣く今回は手続きを断念。
ただし、購入したパッケージのアクティベーションコードの有効期限が「2016年4月1日まで」とかなり使える期間は長いので、これから開通タイミングは考えていきたい所。
今後MVNOは即時開通が壁かもしれない
2014年上期のMVNOは「MNOで使っているメイン回線のサブでMNVOを使ってみませんか?」と言うアプローチで、下期になると「MVNOをメインの回線で使ってみませんか?」に変わった様に感じます。
そうなった時に、やはりMNPの即時開通は1つの壁で、私の様に仕事で使っている人や1つしか電話番号を持っていない方は、やはり一時的にとはいえ電話が使えなくなるのは辛いと思う(通話頻度がかなり低い人や、近い人としか連絡しない人はまだ大丈夫だと思うけど)
2台目ではなく、1台目需要を狙うには、こうした空白の期間をどう解消していくか、そこが1つの壁かもしれない。
【追記】
現在、数は十分とは言えないものの一部家電量販店の店頭や自社店舗でMNP即時開通できるMVNOも存在しております。
(かなり重要なことなのに全く触れてなく、1つのブログのエントリとして、不十分な内容だったことをお詫びします)
私の様に「即時開通」を狙っている方は予め該当店舗・MVNOを調べて申込むしかなさそうです。