BLOG

ブログ

どーなるY!mobile?ヤフー、イー・アクセスの買収を断念。真実はいったい…

イー・アクセスの買収、そしてケータイ事業Y!mobile(ワイモバイル)の運営を発表していたヤフーは19日、イー・アクセスの買収を断念し、協業に切り替えることを発表しました。なお、Y!mobileという名前自体はそのままでいくそうです。

※2014年3月、買収を発表したときのプレスリリース・資料などはコチラ
ヤフー株式会社によるイー・アクセス株式会社の株式の取得に関するお知らせ / プレスルーム – ヤフー株式会社

2014年5月、買収を断念したプレスリリースはコチラ
ヤフー株式会社によるイー・アクセス株式会社の株式取得の中止と今後の協業について / プレスルーム – ヤフー株式会社

今回の買収の断念の理由としては「ヤフーがイー・アクセスを子会社化して自らインフラを手がけるよりも、ヤフーはサービス、イー・アクセスはインフラというそれぞれの強みを生かした協業の形で事業を進めていくことが望ましいとの結論に至りました。」とのことですが、3月の買収発表時にもこうしたことは言えた訳で「単純に深く考えていなかった」か「他に理由がある」かのドチラかです。

元々ソフトバンクモバイル傘下にあったイー・アクセスをヤフーが買収するということで「ヤフーのお金をソフトバンクモバイルに移した」「ソフトバンクモバイルとイー・アクセスを表向きは切り離して周波数をそれぞれでもらおうとしている」などの意見が一部で飛んでました。

そして偶然にも最近はこんなニュースが。
ソフトバンクの営業利益が1兆円超え。アリババ上場で4兆円の含み益も
総務省、携帯電話の電波を同じ企業グループ内で共同利用できるよう検討 | アンドロイドアプリならオクトバ

「ヤフーのお金がなくてもアリババがあれば問題ないでー」「ヤフーに押し付けようがグループ会社ということで周波数はもらえませんでー」と、見ることもできますね。偶然だと思いますが。

Y!mobileという名称はそのままでEMOBILEとWILLCOMが合体して進むことは変わらないとのことですが、トーンダウンは否めません。ここからどう盛り上げていくのか見るしかないですね。

ちなみにこの件で今年一番笑ったツィートがコチラ。