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20代、男子。Kindle買え!

元旦の午前中にKindle Voyageが届いて始まった私の2015年。

今まではあまり本を読まず、WEB記事からのインプットがほどんどでしたが、本を(少しだけですが)読んだことで考え方が色々と変化しました。

WEB記事は「速報性に優れ」「無料で様々な情報を」「サクッと」読めると言うメリットはありますが、とある分野をイチから学ぼうとしたり、深く知ろうとするには、じっくりと読み込める本の方が向いているなと。

今年、読んだ中で印象に残っているのが下記5冊。

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1.おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?/池上 彰

「宗教」「宇宙」「人類の旅路」「人間と病気」「経済学」「歴史」「日本と日本人」の7項目を分かりやすく、解説しています。
報道されるニュースも、ほとんどこの7つに行き着くと思うので、抑えておくとよりイメージしやすくなると思います。

2.世界を変えた10冊の本/池上 彰

紹介されている本は以下の10冊。
『アンネの日記』『聖書』『コーラン』『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』『資本論』『イスラーム原理主義の「道しるべ」』『沈黙の春』『種の起源』『雇用、利子および貨幣の一般理論』『資本主義と自由』
本の内容と、社会への影響をこれまた分かりやすくまとめてくれています。前述したおとなの教養の「宗教」「経済学」の項目を掘り下げている部分も多く、おとなの教養とセットで見ると、また理解できると思います。

3.ネットのバカ/中川 淳一郎

こうしたタイトルの本って、「ネットをよく分かっていない人がなんとなく書いている」イメージでしたが、著者はネットのど真ん中にいる人間で、冷水をぶっかけられたような衝撃が。この本を読んだことで、いい意味でネットと距離感を持つことができました。

4.再貧困女子/鈴木 大介

衝撃度でいうと、今年一番でした。中で描かれるエピソードが本当、壮絶で何度も中断しながら最後まで見ました。社会を語る上で、こうした人々の存在はかなり重要だと感じました。

5.江戸川乱歩傑作選/江戸川 乱歩

文学作品はあまり読まないのですが、これは抜群に面白かったです!
収録作品は以下の9つ。
「二銭銅貨」「二癈人」「D坂の殺人事件」「心理試験」「赤い部屋」「屋根裏の散歩者」「人間椅子」「鏡地獄」「芋虫」
どれも30分程度で読みきれる長さで、ミステリーと不気味さが混在しててグイグイ引き込まれます。個人的には人間椅子がお気に入り
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池上さんに、社会の構造・成り立ちを教えてもらい、江戸川乱歩で人間の不気味さを(フィクションですが)垣間見て、「ネットのバカ」「再貧困女子」で今の日本の見えにくい所が分かったり。

僕自身は「20代までは経験を積む年代、勝負かける30代以降にどれだけ人間力が高まっているか」だと思っておりまして、そうした意味では来年以降も本読んで基礎力を高めたいです。

今年は出会った人に「本を最近から読みはじめてて…」と言うと話が盛り上がることも多々あり、そうした意味でも本が活きてきました。

僕らが大好き、鳥居さんも1年以上前にこんなブログエントリを残されております。

内容も吸収でき、さらには人間関係も広がる…。本当に費用対効果の高い投資だと思います。

では、紙の本ではなく電子書籍である理由、更にはKindleで見るべき理由をまとめると下記の通り。

【電子書籍である理由】
・大量に持ち運ぶことができる
・買いたい時にすぐ買える

【Kindleである理由】
・電子ペーパーでの読書は液晶と比べ物にならないくらい快適
・通知が来ないことで読書に集中できる
・専用機を買うことで、読書へのモチベーションが高まる

と、言った感じ。

iPadやスマホで見てはダメなのです。Kindleなのです。

と、いうことで特に同年代の20代男子にはKindleをオススメします。ソープに行かず、Kindle買え!